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2005年3月 9日 (水)

ファインダーから作品観賞

石井誠、菅原史也、田村渓による木彫展

彫刻 −生成と代謝−

石井誠、菅原史也、田村渓
による木彫展

3/12(土)〜21(月)
11:00〜19:00(最終日17:00)
会期中無休

〒 251-0052
神奈川県藤沢市藤沢 1055
phone/facsimile 0466-55-6833
http://members.jcom.home.ne.jp/
gineta/

アート(芸術)とデザイン、職業として考えるとアーティストの方がデザイナーよりも大変だと思う。純粋に「美」を追及するアートの世界は、機能や消費を優先するデザインに比べて圧倒的に仕事の数が少ないだろう。

絵画と彫刻をやっている友人がいる。アートで飯を喰っていけてるなんて、すごいなぁと思う。そんな彼が作品展を開くことになり、その DM に使う彫刻作品の撮影依頼を受けた。

恥ずかしながら、ワタシはアートの世界をよく知らない。彼の彫刻作品をパッとひと目見ても「なんか分からんがスゲェ。オレには絶対ムリ。」という感想は持つものの、その評価をどう表現していいか分からない。「作品を見る眼」とボキャブラリーの無い自分が情けない。変に表現しようとすると「まったりとしている。それでいてしつこくない。」とか、某漫画のように意味不明な言葉になってしまいそうだ。

なんて思いながらカメラのファインダーを覗き、ライティングやアングルをあれこれ試行錯誤してゆく。カシャカシャと何枚も撮っているうちに作品のすごさが分かってくる。随分とエロい色気のあるカタチだ。いや〜オモロイ。よくこんなカタチを作り(彫り)あげたねぇ〜、と感心することしきり。

シャッターを切りながら「いいヨ、そのラインいいヨォ〜。」と声をかけたくなってしまった。(モデル使った撮影会なんて、こんな感じなんでしょうかね?行ったことないので分からないけど。)作品のツボが掴めれば、ライティングなどもバシッと決まって撮影は無事終了。

やはり、じっくり観察しないと作品の良さってのは分からんものだ、と改めて実感したのでした。逆に考えれば、分からないと思っていたものでもちょっと観察すれば見えてくるものもあるんだな、とポジティブにも考えてみたり。そこで初めて「観察」が「観賞」になるのかも。

彼の作品がどんな風に良かったのか、言葉では説明するのは難しい。料理のおいしさを説明するのと同じなのかもしれない。(ワタシにボキャブラリーが無いのは置いといて……)

彼の作品展(グループ展)の詳細は右上の通りです。お時間のある方は是非足を運んでみてください。

※ワタシは中央の写真を撮影しただけで、DM のデザイン・編集はしていません。
(DM 制作者に敬意を込めて)

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コメント

いや~あ、私にはヒカルロボ氏は存在を知ったときからあーちすテイスト満タンなんだけどなあ。
きっと知っているからワカラナイ、とかいうヤツなんかしらねぇ

私なんか、もっと貧相で
いい感じー、とか すきかもー、とか 心地い~い とか・・そんな位だもんなあ。

過去に、彫刻家を名乗って?いる地元の知り合いの作品に何の感覚(感動なまでもなく)も沸かなかったり(プラス彼が商売ベースな感じ?で「売れるかどうか」が視点だったりしたこともあり・・オイオイ、そりゃあ、ぶっちゃけそれも大事だけどさ、みたいな)
それでもそれなりにどっかしら注目点を見出してあげるのがオトナかしらねえ。
・・と思いつつ、でもやっぱり好きじゃない。

アートに感動!も、対ヒト、とかと同じかなぁ。お友達になれそうだ、とか惚れた!とか言うのと・・・

作品、木ですか?かつて植物だったモノで、そのモノとしての生活?は終わったもので・・それをきっと何か道具で削って出来上がった形が、それぞれ何だかイノチを持ってそうな、そんな不思議な感じがしますね。陳腐な言葉だけどステキな気分♪ネット越しだけど、今日はいいヒトに出会ったな、みたいな~

投稿: にこちゃん | 2005年3月10日 (木) 23:08

おつかれーっす。

おぉ、写真も被写体の作品もいいねー。
彫刻っていうと、馬鹿でかくて、ごつごつしてて、しかもなんか変な、共感できないものが多い中(あくまで主観的な話しとして)、丸みがあって、温かくて、柔らかそうなものを観るとほっとします。

たぶんニコちゃんさんがいうような「いい感じ〜」なイキフンって感じ手としてはすごく重要で、それがあるコラボ作品にしあがっているものと拝察いたします!

投稿: *nao | 2005年3月13日 (日) 02:03

友人の報告によると、作品展は盛況だったようです。おめでとう!

>きっと知っているからワカラナイ、とかいうヤツなんかしらねぇ

深読みしようと余計な事を考えてしまっているのかも知れない。
もしくは斜に構えて素直に見る目が無いのかも知れない。(^^;

みなさんの仰るように、もっとゆったりした気持ちで向き合えたらいいなぁと思います。そこから生まれる直感は大事。そして直感は「知識」「技術」「経験」から得られるものと思います。

私には「知らないもの(状況)と向き合った時にどう対応するか」って経験が足りないのかもしれないなぁ。だから「あわてないで光ちゃん」って曲が生まれちゃうんだよね。

あぁ、脱線してきたぞ。とにかく「いい感じ〜」って感覚を持って、良い意味でユルく生きて行きたいものです。

でもね、友人の作品からは観れば観るほど「緊張感」が伝わってきましたよ。

投稿: ヒカルロボ | 2005年4月 8日 (金) 03:54

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