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2005年3月16日 (水)

右か左か

右か左か

街を歩くとき、昔から不思議に思っていることがある。

多くの人はきっと子供の頃に「歩行者は右側通行」と習ったはずなのに、左側を歩いている場合が多いのだ。例えば通勤中、比較的人通りが多い道とか歩道、駅のコンコース(構内は道路ではないが)では、みんな通りの左側を歩いていないだろうか?

うっかり考え事でもしながら、よろよろと右側に歩もうものなら、自分に向かってくる人の波に流されてしまって大変だ。産卵のために川を上ってゆく鮭ってこんな気分なんだろうか……などという妄想が頭をよぎる。そして、なぜ左側通行なのかという疑問が湧いてくる。

歩行者が左側通行というのは暗黙の了解なのだろうか。関東のエスカレーターは左側に一列に並んで、急ぎの人のために右列を空けているが、そんな感じで。私は、こんな歳になるまで左側通行という暗黙の了解を知らなかっただけなのだろうか。不安になってきた……。

そうじゃないとすると、理由は何だろう。もしかすると右利きの人は左手を壁にして歩く習性があるとか、そんな系統の訳があるんじゃないだろうか。たとえば皆さん、後ろを振り返るときは右(時計回り)に頭を振りますか?それとも左(反時計回り)から?ちなみに私は右から振り返る。

そして、ここからは本当に想像の世界なのだが、もし仮に統計をとって右に振り返る人の方が多いとしたら。もしそうなら、本能的に左側に壁が来るように歩くのはうなずける。左から振り向いても壁があるだけだし。

いや、ひょっとして誰かの陰謀なのかも知れない。善良な市民を巧妙な動線計画によって左側通行に導いている秘密結社があるのかも知れない。そして彼らはあらゆる都市計画に口を出せるほどの権力を持っているに違いない。そんな事をしても一体何が楽しいのかわからないが。

いずれにせよ、左側通行というのは関東とか日本に限ったローカルルールなのか、世界共通なのか興味深いところ。今後、遠出をする機会があれば観察してみようと思う。是非、皆さんにも秘密結社の規模調査にご協力願いたい。

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コメント

関西はねぇ、多分左を空けるのが暗黙のルールのような気がします。
んで、海外もわりと左を空けてる気がします。サンプルはアジア数カ所/アメリカ数カ所/フランス/ドイツ(加えて言うと、海外のエスカレータは日本より1.2~1.5倍速くらい早い気がします。)

個人的に振り返るのは右が多い気がします。(例えば呼び止められた声が明らかに左であれば、その限りではない。)

秘密結社。。。あるのかな?w

投稿: *nao | 2005年3月18日 (金) 20:14

*naoちゃんのおっしゃるとおり!でしてね。。
大阪はねぇ、35年前の万博の時に「どっちにする?」と考えてエスカレータとか左を開けることに決めたんだってよー
ヨーロッパのマネしたとかなんとか(昔みたTVでそんなこと言ってた)だから私、関空と羽田で毎回こけるねん

着物の打ち合わせとか、いろいろつながった話かな?

どっちでもいいが、紳士はお嬢様を車道側に歩かせない。
あー、徒歩ぢゃなくってミナサマお車ですか・・失敬♪
常に車道(側ではない。車道)な、私。

結社か。ヒーっとか掛け声練習しといた方がいい?

投稿: にこちゃん | 2005年3月23日 (水) 14:10

私も関西は逆だと聞いた事があったのですが、やはりそうでしたか。秘密結社の関東支部と関西支部で内部抗争でもしているのだろうか。ヒーっ!

そうそう、話が変わりますが。
男女が並んで歩く時って男性は道路の中央側ってのが昨今の礼儀。でも。どこかで読んだ話では、昔のヨーロッパでは男性が建物側、女性が道の中央側を歩くのが礼儀だったとか。当時は窓から汚物を捨てていたらしく、いきなり上から降ってくる事もあったそうな。そりゃ建物側に女性を歩かせられませんわな。

もう一つ。
男女が並んで歩く時は、男が右側で女が左ってパターンが多いらしい。何か起こった時、左手で女性をかばい、右手で防御(または攻撃)ってゆー本能(?)なのではないかと……これもどこかで読みました。

そんな事を考えると、少なくとも男にとっては左側通行って理にかなっているのかも知れないな。女性はどう考えているのか知りませんが。

投稿: ヒカルロボ | 2005年4月 8日 (金) 04:37

> 多くの人はきっと子供の頃に「歩行者は右側通行」と習ったはずなのに

私もそう習いましたが、道路交通法に「歩行者は右側通行」という規定はありません。
「歩行者は右側通行」は間違っています。

道路交通法に次のようにあります。


第二章 歩行者の通行方法

(通行区分)
第十条 歩行者は、歩道又は歩行者の通行に十分な幅員を有する路側帯(次項及び次条に
 おいて「歩道等」という。)と車道の区別のない道路においては、道路の右側端に寄つ
 て通行しなければならない。ただし、道路の右側端を通行することが危険であるときそ
 の他やむを得ないときは、道路の左側端に寄つて通行することができる。
2 歩行者は、歩道等と車道の区別のある道路においては、次の各号に掲げる場合を除き、
 歩道等を通行しなければならない。
 一 車道を横断するとき。
 二 道路工事等のため歩道等を通行することができないとき、その他やむを得ないとき。
3 前項の規定により歩道を通行する歩行者は、第六十三条の四第二項に規定する普通自
 転車通行指定部分があるときは、当該普通自転車通行指定部分をできるだけ避けて通行
 するように努めなければならない。


道路交通法 第十条の条文から、歩行者は右側通行だと解釈するのは誤解です。道路の右側端に寄って通行しなければならない。という条文を、多くの日本人が右側通行と勘違いしています。道路交通法には「歩行者は右側通行」という文言は無く、歩行者は右側通行だという法的規定はありません。

「歩行者は右側通行」だとしたら、歩行者は次の様に通行しなければならなくなります。

  ────────────────────────────────
歩道  <-歩行者  <-歩行者  <-歩行者  <-歩行者  <-歩行者
  ────────────────────────────────

車    車両->    車両->     車両->    車両->

  ─  ─  ─  ─  ─  ─  ─  ─  ─  ─  ─

道  <-車両   <-車両   <-車両   <-車両   <-車両

  ────────────────────────────────
歩道   歩行者->   歩行者->   歩行者->   歩行者->
  ────────────────────────────────

歩行者は、歩道等と車道の区別のない道路においては、道路の右側端に寄って通行しなければならない。と定めてあり、歩行者が道路の右側端に寄って通行しなければならないのは「歩道等と車道の区別のない道路」の場合だけです。

道路交通法 第十条第2項では、歩行者が、歩道等を通行している限りにおいては、道路全体で見て右側端を通行する規定も、またその歩道等の範囲で見た右側通行の規定も、いずれも定められていません。

歩行者が、歩道等と車道の区別のない道路において、道路の右側端を通行しているのであれば、対向する歩行者の左側を通行しても差支えありません。

車両が通行しない道路などでは、道路交通法は適用されません。ですから歩行者が駅構内や遊歩道などを通行する場合、その場所の決まり、または人の流れに合わせることです。

歩行者同士の擦れ違いは、右側または左側を通行しなければならないという法的規定は日本にはありません。しかし、どちらかと言えば歩行者は、基本は左側だと思います。大多数の人が右利きです。右利きの場合は左脚が軸足になり右脚で蹴る為に、歩くと自然と左側に寄って行くので、歩行者が歩道等を通行する場合、対向する歩行者の左側を通行した方が自然です。陸上競技のトラック、スピード スケートなどが反時計回り(左回り)なのはその為だと思います。

秘密結社より。

投稿: 秘密結社 | 2010年3月 4日 (木) 18:25

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