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2005年3月31日 (木)

歯をしまう箱

歯をしまう箱(ケース)

一昨日、虫歯になってしまった親知らずを一本抜いた。当日の朝、歯を磨きながら「こいつを磨くのはこれで最後なんだなぁ」などと考えてしまって、ちょっとしんみり。

最新の歯科技術はたいしたもので、麻酔注射も全く痛くなく、あっけなく親知らずとおさらば。歯を抜いた後、お医者さんが抜いた歯を見せてくれた。さっきまで自分の口の中にあったものとはいえ、なかなかグロテスクだ。

止血のための脱脂綿を噛みしめながら、歯を眺めること数分。歯医者さんに「抜いた歯を持って帰りますか?」と訊かれたので「はい」と答えると、写真のような入れ物に歯を入れて渡してくれた。こんな入れ物は初めてみたので、見た瞬間思わず「おぉ!」って感じでニヤリとしてしまった。

カワイイというか、シャレてるというか、こーゆー細かい気遣い(?)みたいなものは嬉しい。中に入っているのは黒くてボロボロになったグロい歯なんだけどね。

とりあえず、この入れ物に日付を書いてしまっておくことにしよう。いつの日か、中の物体をコンパウンドでツルッツルに磨きあげるのも面白いかも知れない。いや、リューターを使って彫刻風に仕上げようか。そこまですると気分は歯医者ですな。(笑)

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2005年3月23日 (水)

ユーノス ロードスター

Eunos Roadster

今日の東京地方は雨。良い天気だ。
この季節、私は花粉症のためいくつかの楽しみを奪われている。その一つがドライブ。愛車はユーノスロードスター(こんな車です・海外名 MX-5 / Miata)で、いわゆるオープンカーだ。

花粉の季節と真夏の昼間どうしようもない暑さの時、雨の日以外はほぼ必ず屋根を開けて走っている。それがオープンカー乗りとしてのプライド、そして男気だ。すれ違う他のオープンカーが屋根を閉めていると「勝ったぜ!」と優越感にひたり、自分が閉めている時に他の車がオープンにしていると「負けた……」と肩を落とす。

オープンカーに乗った事のない人は、夏が一番オープンに適した季節だと考えてしまうかもしれないが、実は夏が一番辛い。ハッキリ言って死ぬ。団扇片手にやせ我慢してもすぐに限界に達してしまう。逆に冬場は厚着してしまえば、よほどでない限り耐えられる。帽子、マフラー、ひざ掛けは必須。気温よりも周囲の視線の方が寒い。そんな格好で真冬のガソリンスタンドに入ると、バイトのお兄ちゃんが笑いを堪えていたりする。失礼だな。ってゆーかもっと笑って。

このクルマに乗っていて面白い事のひとつに、ロードスター同士がすれ違う時にドライバー同士が挨拶をする点がある。乗り始めの頃はそんな事を知らず「エッ?エェ〜?」と思ったのだが、慣れるとなんだか楽しい。対向車線にロードスターが見えるとなんだかドキドキしたり。ちなみに無視される(気付いてもらえない)ことも多い。

あと、被害妄想かもしれないけれど SUV 系のクルマから敵視されているような気がする。明らかに意図的な感じで乱暴な追い抜き方をされたり、信号待ちのとき隣に並んだクルマから「バカじゃねーの?」とか言われたこともある。ある深夜のドライブの時には、ランドローバーがピッタリ張り付いてきて、シグナルバトル(?)を挑んできたり。みんな無視したけど。

やはり SUV 系の人達は威張ってナンボなのだろうか。あちらは車高が高い方がカッコよく、こちらは低い方がカッコいいって美意識だからなー……水と油なのかも。もちろん皆が皆ではなく一部の人だけだと思うけど。でも、上で話したランドローバー君は「あそぼーよ」と誘ってきただけなのかもしれないので、無視しちゃったのは悪かったかな。

だが、何といってもロードスターのステージはタイトな峠道。それ以外の道でスピードを競っても、ミニバンにすら負けるかも知れない。ってゆーか、私は安全運転なのでバトルなどしたことないけれど。このクルマにはスピード以外に楽しむ要素がたくさんあるので、マターリ走るのが吉だとも思う。

さて、冒頭でリンクしたホームページ「How Safe is a Miata?」は、見ての通りオープンカーが事故に遭うとどんな事になるのか……という内容のページだ。どの車もヒドイ顔になっている。下の方にある黄色いのとか赤いのは「もう勘弁してくださいよ〜」って顔をしている。ガクガクブルブル。

屋根の無いクルマがひっくりかえるとどうなるのか。きっと頭が道路にこすりつけられて消しゴムのようになってしまうのだろう。ただし、近年発売されたオープンカーはちゃんと安全性が考えられていて、頭を保護するよう装置がついている。そして、満15歳を迎える私の愛車はそこまで手が回っていない。エアバッグもABSも、サイドドアビームすら無い。あるのはオーナーの愛のみだ。(´・ω・`)

豆知識:ロードスターの綴りは「Roadstar」ではなく「Roadster」です。

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2005年3月16日 (水)

右か左か

右か左か

街を歩くとき、昔から不思議に思っていることがある。

多くの人はきっと子供の頃に「歩行者は右側通行」と習ったはずなのに、左側を歩いている場合が多いのだ。例えば通勤中、比較的人通りが多い道とか歩道、駅のコンコース(構内は道路ではないが)では、みんな通りの左側を歩いていないだろうか?

うっかり考え事でもしながら、よろよろと右側に歩もうものなら、自分に向かってくる人の波に流されてしまって大変だ。産卵のために川を上ってゆく鮭ってこんな気分なんだろうか……などという妄想が頭をよぎる。そして、なぜ左側通行なのかという疑問が湧いてくる。

歩行者が左側通行というのは暗黙の了解なのだろうか。関東のエスカレーターは左側に一列に並んで、急ぎの人のために右列を空けているが、そんな感じで。私は、こんな歳になるまで左側通行という暗黙の了解を知らなかっただけなのだろうか。不安になってきた……。

そうじゃないとすると、理由は何だろう。もしかすると右利きの人は左手を壁にして歩く習性があるとか、そんな系統の訳があるんじゃないだろうか。たとえば皆さん、後ろを振り返るときは右(時計回り)に頭を振りますか?それとも左(反時計回り)から?ちなみに私は右から振り返る。

そして、ここからは本当に想像の世界なのだが、もし仮に統計をとって右に振り返る人の方が多いとしたら。もしそうなら、本能的に左側に壁が来るように歩くのはうなずける。左から振り向いても壁があるだけだし。

いや、ひょっとして誰かの陰謀なのかも知れない。善良な市民を巧妙な動線計画によって左側通行に導いている秘密結社があるのかも知れない。そして彼らはあらゆる都市計画に口を出せるほどの権力を持っているに違いない。そんな事をしても一体何が楽しいのかわからないが。

いずれにせよ、左側通行というのは関東とか日本に限ったローカルルールなのか、世界共通なのか興味深いところ。今後、遠出をする機会があれば観察してみようと思う。是非、皆さんにも秘密結社の規模調査にご協力願いたい。

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2005年3月 9日 (水)

ファインダーから作品観賞

石井誠、菅原史也、田村渓による木彫展

彫刻 −生成と代謝−

石井誠、菅原史也、田村渓
による木彫展

3/12(土)〜21(月)
11:00〜19:00(最終日17:00)
会期中無休

〒 251-0052
神奈川県藤沢市藤沢 1055
phone/facsimile 0466-55-6833
http://members.jcom.home.ne.jp/
gineta/

アート(芸術)とデザイン、職業として考えるとアーティストの方がデザイナーよりも大変だと思う。純粋に「美」を追及するアートの世界は、機能や消費を優先するデザインに比べて圧倒的に仕事の数が少ないだろう。

絵画と彫刻をやっている友人がいる。アートで飯を喰っていけてるなんて、すごいなぁと思う。そんな彼が作品展を開くことになり、その DM に使う彫刻作品の撮影依頼を受けた。

恥ずかしながら、ワタシはアートの世界をよく知らない。彼の彫刻作品をパッとひと目見ても「なんか分からんがスゲェ。オレには絶対ムリ。」という感想は持つものの、その評価をどう表現していいか分からない。「作品を見る眼」とボキャブラリーの無い自分が情けない。変に表現しようとすると「まったりとしている。それでいてしつこくない。」とか、某漫画のように意味不明な言葉になってしまいそうだ。

なんて思いながらカメラのファインダーを覗き、ライティングやアングルをあれこれ試行錯誤してゆく。カシャカシャと何枚も撮っているうちに作品のすごさが分かってくる。随分とエロい色気のあるカタチだ。いや〜オモロイ。よくこんなカタチを作り(彫り)あげたねぇ〜、と感心することしきり。

シャッターを切りながら「いいヨ、そのラインいいヨォ〜。」と声をかけたくなってしまった。(モデル使った撮影会なんて、こんな感じなんでしょうかね?行ったことないので分からないけど。)作品のツボが掴めれば、ライティングなどもバシッと決まって撮影は無事終了。

やはり、じっくり観察しないと作品の良さってのは分からんものだ、と改めて実感したのでした。逆に考えれば、分からないと思っていたものでもちょっと観察すれば見えてくるものもあるんだな、とポジティブにも考えてみたり。そこで初めて「観察」が「観賞」になるのかも。

彼の作品がどんな風に良かったのか、言葉では説明するのは難しい。料理のおいしさを説明するのと同じなのかもしれない。(ワタシにボキャブラリーが無いのは置いといて……)

彼の作品展(グループ展)の詳細は右上の通りです。お時間のある方は是非足を運んでみてください。

※ワタシは中央の写真を撮影しただけで、DM のデザイン・編集はしていません。
(DM 制作者に敬意を込めて)

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2005年3月 2日 (水)

電車の席

電車の席

私は電車通勤をしているのだが、途中で乗り換えが3回ある。乗る車両の多くは4ドアタイプの一般的なもので、座席は7人掛けである。で、人気がある席はやはり端ッコの席(ドアの横)なわけで、両端から席が埋まっていくのである。図1

最近の座席はデザイン的にも考えられていて「ちゃんと7人で座れ!」とゆー意味を込め、1人分のくぼみや色付けがされている。最初にこの発想でデザインされたのは中央線だったと記憶している。もう15年以上前の話だったか、茶色い7人掛け座席の真ん中にオレンジ色の四角いサインを設けていた。図2

さらにそれを推し進めて、'90年代の京浜東北線では座席を強制的に4:3に分割する柱を設置した。当時は「そこまでしなくても〜」と思ったものだ。図3

さて本題。電車がすいているとき、図1のようなタイプの7人掛けの座席で、両端に人が座っている場合に、次に座る人(3人目)がどこに座るか。

オレ的には図4の様に真ん中に座るヤツはけしからんと思うのだ!次に座る人が必ず誰かの隣になってしまう上に、「さてどっちに座るか」と迷ってしまう。優柔不断かつ気の弱い私はオロオロ迷いながら座る羽目になってしまうのだ。

んで、3人目の着席者が図4のように真ん中に座った場合、図5のようにワケのわからない状態になってしまっていたりする。

出来れば図6のように落ち着くのがベストではなかろーか。
別に私は怒っているとか、規律を守れとか言いたいわけじゃなく、これらの現象は中央線のデザインから始まったのかなーなどと感慨深く思っているのでした。やはり図3の柱がバランス的に一番いいのかなぁ……。

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